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英検の要約問題対策!ディスコースマーカー効果で要約力を上げる方法!

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英検で2024年からリニューアルされ
要約問題が増えましたね。

私も要約が苦手ですが、英検受験者にとって、
要約の対策は難しい課題であり、不安を感じますよね。

と言うことで今回は
◆英検の要約問題の詳細
◆要約問題の解き方

についてまとめていきたいと思います。

英検の要約問題の詳細

2024年からリニューアルした要約問題について
各レベルの要約語数など詳細をまとめました。

【英検:要約問題の詳細】

レベル 長文語数 要約語数 文章数 配点 回答時間
英検1級 約300語 90~110語 5文章 32点満点 約20~25分
英検準1級 約200語 60~70語 4文章 16点満点 約15~20分
英検2級 約150語 45~55語 3文章 16点満点 約15分

回答時間はあくまで目安です。

英検の要約問題は3段落構成

英検の要約問題は1級、準1級、2級全て
3段落の構成となっています。

要約問題を解く前に、段落構成を知っておくと
話の流れがつかみやすくなります。

英検準1級と2級は下記の段落構成になっているようです。

【英検の要約問題の段落構成の例】

第1段落 主題
第2段落 賛成意見
第3段落 反対意見

要約問題のサンプル問題も
上の段落構成となっています。

1級は上の段落構成以外のものになる
こともあるようです。

要約問題の解き方

では要約問題の解き方について
まとめていきます。

~要約問題の解き方~

① トピックセンテンスを探す

② ディスコースマーカーをチェックする

③ 文章を抽象化する

④ 言いかえする

では要約問題の解き方を解説します。

① トピックセンテンスを確認

まず、段落にある重要な文章
「トピックセンテンス」をピックアップします。

※トピックセンテンスとは、
何の話をしているのかのという文章です。
だいたい始めの方にあるようです。

② ディスコースマーカーを確認

次に段落にあるディスコースマーカー
(However,butなど)を確認します。

※ディスコースマーカー(Discourse Markers)とは
話や文章の流れを整理し、スムーズに
進めるための単語やフレーズのこと

ディスコースマーカー6種類を表でまとめました。

【ディスコースマーカーの種類と例文】

種類 ディスコースマーカー例 例文 重要な部分 重要な部分
逆接 however,
but, yet, although, though
She didn’t enjoy the movie, but she watched it until the end. ディスコースマーカーの後 …she watched it until the end.
対比 while, whereas, meanwhile, on the contrary, ; (セミコロン) He likes coffee, while she prefers tea. ディスコースマーカーの前後(両方) He likes coffee /  she prefers tea.
例示 for example,
for instance,
such as, including, : (コロン)
He enjoys outdoor activities, such as hiking, biking, and kayaking. ディスコースマーカーの前 He enjoys outdoor activities,
結果 in conclusion,
consequently,
as a result,
therefore, thus
He saved money diligently. As a result, he was able to buy a car. ディスコースマーカーの後 …he was able to buy a car.
言いかえ in short,
in other words,
or, namely
She was exhausted from the trip, in short, she needed rest. ディスコースマーカーの後 …she needed rest.
追加 also, besides,
in addition,
additionally,
moreover,
furthermore,
what is more
She likes painting. Additionally, she enjoys sculpting. ディスコースマーカーの前後(両方) She likes painting. Additionally / she enjoys sculpting.

段落の中で上にあるディスコースマーカーを確認し
ディスコースマーカーによって
「文の前か後か両方か」
重要な部分をさらに確認します。

例えば、「逆接」のディスコースマーカーの場合

She didn’t enjoy the movie, but she watched it until the end.

なのでbut の後の文が重要な部分となります。

she watched it until the end.

ディスコースマーカーをヒントに大事な
ポイントを抜き出していきます。

③文章をより抽象化する

文章をより抽象化します。

例えば、抽象化とはいくつか物を一つの言葉でまとめることです。

例1)
This garden has roses, tulips, and sunflowers.
この庭ではバラ、チューリップ、ヒマワリが育っています。

→ これをまとめると、下のようになります。

This garden grows flowers.
この庭では花が育っています。

例2)

例)
We can spend time with family, pursue our hobbies, and travel the world.
私たちは家族と過ごし、趣味に打ち込み、世界中を旅行することができます。

→ 抽象化すると
We enjoy a fulfilling life.
私たちは充実した生活を楽しんでいます。

抽象化の度合いが文字数によって
難しいですが普段からいろんな文章を
見て練習していくといいですね。

④ 自分の言葉で言いかえ

最後のに自分の言葉で言いかえの文章を作る。

この時に気を付けるのが。
同意語を使ったり主語を変えたり
するのがいいようです。

同義語を使うには豊富な語彙力が必要なので
日頃からボキャブラリーを増やしておくと良いですね。

ChatGTPで練習問題を作成し練習

要約問題の解き方の流れがわかったら
ChatGTPでオリジナルの要約問題を
作ってもらい練習するといいですね。

私も早速やってみたいと思います。

要約問題は始まったばっかりで
まだ参考書など出ていないようなので
英検の過去問なのでも練習したり
ChatGTPで練習問題を作成し練習してみる
というのもおすすめです。

まとめ

今回は、英検の要約問題について
解き方をまとめてみました。

要約は私も苦手な部分ですが、
このスキルを身につけることで、
ライティングやスピーキングなどの
能力向上につながることを感じてます。

まずは簡単な文章から始めて
ステップアップしていこうと思います。

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