TOEICリスニングパートでは
リスニングスピーカーの違う国籍のスピーカーで
構成されていて聞きなれていないと聞き取れない
ということもありますよね。
TOEICの試験とはただ単純に英語が聞き取れるか
だけでなく、それぞれの国の英語の訛りを聞きながら
正しい正解を選択することができるかというのも
試されている試験です。
しっかりと聞き取れる特徴やコツを掴んで
高得点を目指したいですね!
今回はTOEICリスニングパートの
◆各国の英語の発音の特徴
◆英語の訛りを聞分けるコツ
◆アメリカ・イギリス英語の学習法
について紹介します。
TOEICリスニングパートの各国英語の特徴
TOEICリスニングパートでは
アメリカ、イギリスカナダ、オーストラリアの
4国の国籍スピーカーで構成されています。
自分が勉強し聞き慣れている英語だと分かりやすい
ですが慣れていないと聞き取れなかったり
国によっては単語や表現が違うこともあり
違う風にとらえ間違えてしまうことが
おきてしまいがちです。
まずは違いを理解することが大事ですよね。
各国ごとの英語の特徴を表にまとめてみました。
~各国の英語の特徴~
各国の英語の特徴 | 発音 | 文法 | 単語 | 特徴 |
アメリカ | ・rの発音が強調
・tをはっきり発音 |
[take/haveの違い]
シャワーを浴びる →take a shower 時間表現の違い例) 2:50→Two fifteen |
vacation(休暇)
cab(タクシー) drug store(薬局)など |
前の単語と後ろにくる単語が繋がって発音される場合(リンギング)が多い |
イギリス | ・rの強調がない
・tをはっきり発音 ・aとoの発音に違いがある |
[takeとhaveの違い]
シャワーを浴びる →have a shower [時間表現の違い]2:15→Quarter past two 現在完了形(have + 過去分詞)を使う頻度が高い |
holiday(休暇)
taxi(タクシー) pharmacy(薬局)など |
一語一語をきちんと発音 |
カナダ | ・イギリス英語に近い
・ouの発音に注意 |
・~ですよね?の表現→~eh? | pop(炭酸飲料)
wash room(お手洗い)など |
癖のない英語だがカナダ独特の発音をする単語やフレーズもある |
オーストラリア | ・a”の音がカタカナでいうと「アイ」となる単語が複数存在
・基本はイギリス英語に近い発音 |
イギリス文法に近い | ・リンギングが多い
・単語を省略して話すことが多い (例:afternoon →arvo) |
各国ごとに特徴がそれぞれありますね。
主に違いが感じやすいのは
アメリカ英語とイギリス英語です。
訛りを聞きわけるにはコツがいりそうですね~。
次にそんな訛りを聞き分けるコツをまとめてみました!
TOEICリスニングパートの訛りを聞分けるコツ
特徴的な違いが出やすいイギリス英語とアメリカ英語。
聞き分けるためのコツをまとめてみました。
~英語の訛りを聞きわけるコツ~
◆イギリス・アメリカ英語での単語の違い
◆イギリス英語は強弱のメリハリが極端に大きい
弱いところは極端に弱く音は短く非常に曖昧になる
◆ イギリス英語では、長い単語の一部の音を
落として発音することが多い
◆疑問文
〜 ? ↗︎ と上がる→アメリカ英語
〜? ↘︎ と下降→イギリス
◆発音の違いに注意する(特にR・T)
アメリカ・イギリス英語を聞き分けるには
まずは発音やアクセントの違いや単語の
使い方の違いを見つけることのようですね。
聞き分けるためには発音の違いが分かる動画など
参考にしてみるのもコツの1つですよ。
~英語の訛りを聞き分けるコツがわかる動画~
Chiaki引用
Rachel & Jun引用
しかしなかなか慣れていないと聞き分けて
理解するのはハードルが高そうですよね~。
どんな風に聞き分けて理解できるリスニング力を
身につけていけば良いか学習法をまとめてみます。
TOEICリスニングのアメリカ・イギリス英語の学習法
イギリス・アメリカ英語を違いを理解しながら
リスニングに強くなるにはどんな学習方法が
良いのでしょうか?
学習方法をまとめてみました。
~アメリカ・イギリス英語の学習法~
◆各国の違いがある単語をまとまりで覚えること
◆アメリカ英語とイギリス英語の両方の発音でリスニング練習
◆TOEICの模擬試験のCDを聞いてどのように
単語同士が結びついているかチェック
◆シャドーイングやディクテーションを行う
◆各国英語の映画や動画をみる
聞いてリスニング力を高めることのほかに
リスニングをし、自分が聞き取れない単語を
覚えていくことをしていくことでより違いも
認識できていきます。
まずはどんな単語・文法の違いがあるかを
ある程度は覚えてしまうことで聞き取りにくい
と感じてしまう訛りも心構えもできそうですね。
また、たくさんのリスニングも聞くだけでなく
シャドーイングなどして真似て身につけると
頭に入りやすいです。
また、ノートにまとめる時などは
カタカナ表記にして一覧にまとめてみるのも
違いが一目瞭然で頭にも入りそうです!
各国の単語や表現の違いが出てくるように
違いを意識した勉強が役立ちそうですね~。
まとめ
TOEICリスニングのパートでの各国英語スピーカーの
特徴を捉えテストに臨む為にはリスニング力を
アップできるように違いを探しながら耳を
馴らしていくことが対策のようですね~。
各国の英語の特徴を参考に英語学習して
いこうと思います。